こんにちは、ABC(あべちゃん)です。
事業に失敗して2000万円の借金を背負うもなんやかんやで完済し、今は家族と平穏な日々を楽しむ元公務員です。
ここでは、そのなんやかんやについて触れたり触れなかったりします。
これを読みに来てるってことは、仕事に一生懸命励みながらも「このままでいいのか?」という葛藤から今まさに転職を考えてる企業戦士ガンダムな皆さんなのかな、と思うのですけども。
僕はある日、静かに「辞めたい」と思いました。でも、口に出すことができませんでした。同僚にも、家族にも、友人にも。
この記事は、当時の僕の心の中を整理するようなつもりで書いています。もし今あなたが、会社員として働きながら、「このままでいいのかな」と感じているなら。そしてそれを誰にも言えず、ひとりで抱えているなら。あなたの気持ちに少しでも重なるものがあれば嬉しいです。
ま、そうでない人も最期まで見ていただけたら人体の不思議のひとつを解剖できるので見ていただければいいのかな、と思います。最期までどうぞ。
「辞めたい」と思った日のこと
あの日は、特別に大きなトラブルがあったわけじゃありませんでした。むしろいつも通りの、穏やかで、変わり映えのない1日。
でも、昼休みにデスクで弁当を食べていたとき、ふとこう思ったんです。
「この仕事、あと30年続けるのか……」
そのとき、身体の奥からじんわりと、何かが冷えていくような感覚がありました。誰かに怒られたわけでもなく、職場に不満が爆発したわけでもない。ただ、“このままの未来”が、ものすごく遠くて、重くて、息苦しかった。
「安定してていいね」
と言われるたびに、苦しくなった公務員って、外から見れば“勝ち組”に見えることが多いですよね。実際、僕もそう言われてきました。
「親御さんも安心だね」「将来安泰で羨ましい」「真面目で堅実そう」
でも、言われれば言われるほど、自分の中の“違和感”が大きくなっていったんです。
「そんなに安心そうに見えてる自分」に、なにか嘘をついているような気がして。そのくせ、“贅沢な悩み”と思われるのが怖くて、「辞めたい」なんて誰にも言えなかった。
「向いてないのかな」じゃなく、「ここじゃないのかも」
しばらくは、自分が悪いんだと思ってました。
もっと我慢強くなるべき?仕事が遅い?メンタルが弱い?
でも本当は、ただ“ここじゃないだけ”だったんです。自分の強みを活かせる場所、もっと熱量を注げる仕事が、他にあるんじゃないか。
そう思い始めてから、やっと少しずつ心が動き始めました。
辞める決断に時間がかかった理由辞めたいと思ってから、実際に退職するまで、僕は1年くらい悩みました。
年収は下がるかもしれない・転職先で通用するかわからない・「もったいない」と言われるのが怖い・両親にどう説明するか……
でも最終的に決め手になったのは
「自分の人生をちゃんと自分で選びたかった」
という思いでした。
誰かに与えられた人生じゃなく、自分で選んだ道を歩いてみたい。その気持ちが、少しずつ背中を押してくれたんです。
辞めてみて、今思うこと
退職してから、正直に言うと、不安はたくさんありました。給料は下がったし、肩書きもなくなった。
「やっぱり失敗だったかな…」
と思う瞬間もありました。でも今、後悔はしていません。
なぜなら、本当の意味で“自分の人生”を生きているとその結果得られるものはあなたの想像を超えるものだと思いますよ。
実際僕もこうなるなんて思ってもなかったし。もちろんいい意味で。
ほな!
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