こんにちは、ABC(あべちゃん)です。
事業に失敗して2000万円の借金を背負うもなんやかんやで完済し、今は家族と平穏な日々を楽しむ元公務員です。
ここでは、そのなんやかんやについて触れたり触れなかったりします。
これを読みに来てるってことは、
「起業でもすっか。」
って考えているお気楽ゴー・トゥ・ヘルの皆さんなのかなと思うのですが。
あんまり舐めない方がいい。
マジで。
これからABCの実体験から得た教訓をお話させていただきます。
心臓の弱い方はこのままそっと閉じていただいてライムツムツムでもしててください。
心臓の強い方は荒野行動でもやって悦に浸っててください。
それ以外の方々はじっくりしっとり読んでいただければいいかな、と思います。
それではどうぞ。
1st STAGE 「地獄」
「俺ならできる!」
ってめっっっっっちゃ思ってたんですよ。当時。根拠はないけど。
東大医学部頭悪くないかオジサンに
「根拠を言え!」
と煽られてたのは僕だったのかもしれない。
起業すれば、自由になれる。稼げるようになる。好きなことをして生きていける。
かつての僕も、そう信じていました。
現実は、そんなに甘くなかった!
「好きなことで稼ぐ」の罠
会社員を辞め、起業を決意した僕は、
「とにかく行動だ!」
と鼻息荒くSNSを始め、見よう見まねでサービスを立ち上げ、何とか最初の売上を上げることができました。
──が、そこからが地獄の始まりでした。
・継続してお金が入ってこない
・案件がない
・時間だけが溶けていく
・SNSで同じ業界の人が輝いて見える
・焦って自己投資ばかりしてしまう
・周囲に「うまくいってない」と言えない
・プライドが邪魔して助けを求められない
売上ゼロの月が何度も続き、通帳の残高は日に日に減っていく。
飲み会に呼ばれて出席するもお金がなさ過ぎて惨めな思いをしたことも何度か。
「何やってんだろ」と虚しさに襲われました。
それでも続けた理由
辞めることができなかったんですよ。
辞めてももう取り返しのつかない領域まで踏み込んでいたし、会社員に戻ってもジリ貧になるのは目に見えてました。
もう前に進む一択なんですよ。それ以外に生きていく方法はない、みたいな。
当時はそう考えていました。
「地獄」を超えるために変えたこと
そんな僕が変われたきっかけは、「売る」ことの意味を改めて理解したことです。
・お客さんは「好きな人」ではなく「困っている人」
・サービスは「自分がやりたいこと」ではなく「相手の問題解決」
・SNSは「すごさアピール」ではなく「信用構築の場」
つまり、自己満足の起業から
「相手ファーストの事業」
へと、思考を180度切り替えました。
また、恥を捨てて人に聞き、メンターを探し、数字を直視し、仲間を頼るようになりました。
「俺はひとりでできる」
と思っていたプライドは、ただの足かせだったんです。
地獄の先にあったもの
地獄を越えたあとに待っていたのは、
「自分に価値を感じてくれるお客さん」
との出会いでした。
はじめて、感謝の声をもらったときのあの喜び。自分が関わったことで誰かの人生が少しでも前に進んだ感覚。
いつしか地獄にいた時間を「無駄じゃなかった」と思えるようになりました。
今、僕はまだまだ道半ばですが、それでも胸を張って言えることがあります。
起業は、簡単じゃない。
でも、だからこそ「自分の人生を生きてる」と思うことができる。
最後にこの記事を読んでいるあなたが、今まさに苦しい中にいるかもしれません。誰にも言えない不安や焦りの中にいるかもしれません。でも、それは「やめたほうがいい」というサインではなく、「本物になるチャンス」かもしれません。
地獄は、超えられます。その先には、あなただけの景色が待っています。
ほな!
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