こんにちは、ABC(あべちゃん)です。事業に失敗して2000万円の借金を背負うもなんやかんやで完済し、平穏な日々を取り戻した元公務員です。
ここでは、そのなんやかんやについて触れたり触れなかったりします。
これを読みに来てるってことは、
「自分は特別でなにか大きな事を成し遂げる事ができる、根拠はないけど、なんかやれる気がすんねん。見とけよ、世間」
って思ってる主人公気質な方々なのかなと思うのですけども。
さらにその中でも現職の公務員の方っています?いますよね?いてくれ、頼む。話しが終わっちゃうから。
まぁ、公務員じゃなくてもいいか。
今回は、ABCがいかにして社会における大敗を喫したか、ということをお話していこうと思います。是非最期まで読んでいってください。
失敗①:求人広告を真に受けすぎた。
これは今でも言いたい。
求人広告は、誇大広告だ
募集する側が欲しいのは、「低コストで従順な労働力」だ。
とくにリファラル採用と謳っているところは気をつけたほうがいい。
曖昧な募集をかけて「ヴィジョン」や「ミッション」などという言葉を巧みに使い夢を見させる。「ここで働けばめちゃくちゃ稼げるようになる」というような文脈で。
特に最近は業務委託などの形が増えてきて雇用関係を結ばずに使いやすい人材を募集する業態が増えてきた。
転職先の精査はマストで必要です。転職のミスマッチを起こさないためにもサポートしてくれる存在を用意しておくことをオススメしますよ。
失敗②:「自分が何をしたいか」も分からずに動いた
ABCがやってしまったもう一つのミスは、
「仕事を辞めたい気持ち=なにか他にやりたいことがある」
だと勘違いしていたこと。
本当は「逃げたい」だけだったんです。
でもプライドが邪魔して、やたら意識高そうな業界に応募したり、「俺はもっとできる」と無根拠に理想だけ高くなっていった。
面接は「公務員」という武器をうまく使えば難なくクリアすることができる。内定も普通に貰える。
しかしそれがピンとくるかどうかは全くの別問題。
あなたは、選ぶ側だ。あなたという労働力を対価に何を得るかしっかりと吟味したほうがいい。それこそ車を買うくらいの感覚で。
わからない人は、自分は「何が嫌か」を明確にしておくと地雷を踏まずに済むかも。
失敗③:社会の常識を知らなさすぎた
世の中の「普通のビジネスマナー」はまったく未知の世界でした。
スーツの選び方が分からない(ダブルのスーツ買っちゃった。似合ってたからいいけどさ。)
名刺の切り出し方を知らない(遊戯王じゃないんやから。)
メールの文面が硬すぎてお客さんドン引き
こんな状態で、民間の世界に飛び込んでいった。社会人経験があるようでない。むしろ「社会との距離感のズレ」が大きかった。それを自覚して準備しておくこと。
恥をかく前に、「知らない」ことを認めて学ぶ姿勢が大事。
失敗④:孤独すぎて、どんどん思考が歪んだ
公務員を辞めるって、思ってる以上に“孤独”
周りは辞めてない、家族も心配してる、相談できる人がいない、SNSでは元公務員が「フリーランスで月100万稼ぎました!」って言ってる焦り、嫉妬、不安、自己否定。負の感情のオンパレード。
人は孤独になると、正しい判断ができなくなる。転職って、「能力」よりも「メンタルと環境」が大きく影響する。
だから、信頼できる人に相談すること・同じ境遇の人とつながることは本当に大事だと思いました。
それでも僕は、辞めてよかった
ここまで失敗ばっかり書いてきましたが、それでも僕は、「辞めてよかった」と思っている。
なぜなら――“人生を選ぶ責任”が、自分に戻ってきたから。
公務員のときは、「こうしなさい」「これがルールだ」が当たり前で、自分で決める場面がほとんどありませんでした。
でも今は、どんなに失敗しても、それも含めて“自分の人生”だと思える。
しんどいけど、自由。怖いけど、面白い。退屈感のない世界。それが今の正直な気持ちです。
まとめ|公務員から転職するときに伝えたいこと
1. 転職先の精査(自分だけじゃなくて他社の意見も聞く)
2. やりたいことが明確じゃなくても「嫌だったこと」は整理しておこう
3. 社会の常識は“素直に学ぶ姿勢”でキャッチアップしよう
4. 一人にならないこと(情報・仲間・相談相手を持つ)
おわりに
「公務員を辞めたら詰む」そう言われがちですが、詰む人には“共通のパターン”があります。
この記事が、あなたにとっての“地雷探知機”になれば嬉しいやね。辞めること自体が悪いんじゃない。辞めたあと、何も持っていないことが危ないんです。
あなたの選択が、後悔よりも前進になることを願っている。
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